プラチナ #3667センチュリー ブルゴーニュ F



日本の三大万年筆メーカーのひとつ、プラチナで最も人気な#3776 センチュリーシリーズ。その中のブルゴーニュという赤い半透明のモデルです。
#3776は、富士山の標高、日本一の頂から取ったのでしょう。#3776の特徴は、インク乾燥を防ぐ「スリップシール機構」が施されたキャップにあります。普通の万年筆は、キャップを閉じていたとしてもインクが乾燥します。数ヶ月間放置すれば、インクの凝固により万年筆自体を故障させる場合もあります。それが万年筆の常識でした。この常識を初めて覆したのが#3776はです。
機能性は新しいですが、デザインや書き味は王道です。ニブは他社の同じ価格帯のものに比べ、大型のものが採用されています。インクフローが潤沢なパイロットに対し、プラチナはさりさりとした軽快な書き味で、ボールペンや鉛筆から移行する人に取ってはこちらの方が馴染みやすいかも知れません。速い筆記速度に向いています。
ブルゴーニュの色味は美しく、大ヒットしました。高級感があり、キズもつきづらいです。