僕は、会社員になってすぐ、人生の先が見えたと感じて、退屈な気分になりました。




将来の可能性が広がっていればわくわくするのに、と思いました。そして会社を辞め、確かに可能性は広がったのですが、「可能性が広がる」ということは、「不確実性が高まる」ということを意味します。



不確実性が高ければ不安ですから、よい結果を得る確率を高めるために努力しました。すると、将来が収束していきました。




最初から持っていたものを手放し、もう一度手に入れただけでした。

苦労もありましたが、その苦労こそがたくさんの発見や成長、喜びを提供してくれて、面白い人生を送ることができています。
艱難汝を玉にす。
若い時の苦労は買ってでもせよ、に従ってよかったと感じています。